- 1M Tris-HCl
Tris |
121.1g |
60.6g |
|
1000ml |
500ml |
※ 溶解後HClでpHを調整し、fill upする。
- 0.5M EDTA
EDTA 2Na・2H2O |
181.6g |
93.1g |
|
1000ml |
500ml |
※ pHをNaOHで調整しながらfill upする。EDTAはpH 8に近づかないと溶解しない。
- 5M NaCl
NaCl |
292.2g |
146.1g |
|
1000ml |
500ml |
- 3M NaOAc(pH 5.2)
CH3COONa・3H2O |
408.2g |
204.1g |
|
1000ml |
500ml |
※ 氷酢酸でpHを調整し、fill upする。
- 10% SDS
SDS |
100g |
50g |
|
1000ml |
500ml |
※ 68℃に加温して溶解し、HClでpH 7.2に調整する。この溶液はオートクレーブをかけてはいけない(かけると白く固まってしまう)。オートクレーブをかける場合は以下の方法で調整する。なおSDSを計量する場合は、マスク等を着用した方がよい(SDSは粘膜刺激性薬品である)。
SDS |
100g |
50g |
1M Tris-HCl(pH 7.5) |
50ml |
25ml |
|
1000ml |
500ml |
※ 上記の方法のように加温して溶解する。pHを調整する必要はない。この方法で調整した場合はオートクレーブ可。なおSDSを計量する場合は、マスク等を着用した方がよい(SDSは粘膜刺激性薬品である)。
- 30% PEG
PEG#6000(Sigma P-5413) |
300g |
150g |
|
1000ml |
500ml |
- 100×TE (1M Tris-HCl,100mM EDTA; pH 7.5あるいは8.0)
Tris |
121.1g |
60.5g |
EDTA・2Na・2H2O |
37.2g |
18.6g |
|
1000ml |
500ml |
※ HClでpH 7.5あるいは8.0に調整後、fill upする。TEは低濃度の塩溶液で変質しやすいので100×TEのstock solutionを調製しておき、50ないし100ml単位で100倍希釈液を調製し、早めに使いきる方がよい。
- TEG (25mM Tris-HCl,10mM EDTA,50mM glucose)
1M Tris-HCl(pH 8.0) |
25ml |
12.5ml |
0.5M EDTA(pH 8.0) |
20ml |
10ml |
Glucose |
9g |
4.5g |
|
1000ml |
500ml |
- 飽和フェノール
フェノール |
400ml |
滅菌水 |
400ml |
1M Tris-HCl(pH 8.0) |
32ml |
8-ハイドロキノリン |
0.83g |
- 特級のフェノールは常温では固体なので、65℃のウォーターバスでフェノールを溶解し、再凝固しないように少量の滅菌水を加える。
- 滅菌したボトルに、1.の液体フェノールを400ml移す。
- 滅菌水 400mlと1M Tris-HCl(pH 8.0) 32ml、8-キシノール 0.83gを加え、激しく混合し一晩放置する。
- 2層に分離し、透明になってから使用する。オートクレーブ滅菌はしない。アルミホイルで遮光するか、あるいは褐色瓶に入れておくようにする。
- クロロホルム/イソアミルアルコール
クロロホルム |
500ml |
イソアミルアルコール |
20.08ml |
※ 褐色瓶あるいはアルミホイルで遮光して4℃で保存する。
- フェノール/クロロホルム
飽和フェノール |
500ml |
クロロホルム/イソアミルアルコール |
500ml |
※ 滅菌したボトルに加え、激しく混合する。一晩4℃で放置し、層に分かれてから使用する。
- 20×SSC (0.3M クエン酸ナトリウム二水和物, 3M NaCl)
NaCl |
175.3g |
87.7g |
クエン酸Na・2H2O |
88.2g |
44.1g |
|
1000ml |
500ml |
- 20×SSPE
NaCl |
174.0g |
87.0g |
NaH2PO4・H2O |
27.6g |
13.8g |
EDTA・2Na・2H2O |
7.4g |
3.7g |
|
1000ml |
500ml |
- LB培地
|
1× |
2× |
Bacto-Tryptone |
10g |
20g |
Bacto-Yeast Extract |
5g |
10g |
NaCl |
5g |
10g |
Glucose |
1g |
2g |
|
1000ml |
1000ml |
※ 寒天培地:LB液体培地にBacto-Agarが1.5%の割合になるように入れる。
- 10×KCM (1M KCl, 0.3M CaCl2, 0.5M MgCl2)
KCl |
7.46g |
CaCl2・2H20 |
4.41g |
MgCl2・6H20 |
10.17g |
|
100ml |
- IPTG溶液 (1M イソプロピル-β-D-チオ-ガラクトピレノシド)
※ 濾過滅菌し、-20℃に保存。使用時には解凍した後、1度ボルテックスしてから使用する。
※ 寒天培地に加える場合(プラスミドの場合)は、10μl/100ml(final 0.1mM)
※ トップアガー・アガロースに加える場合(ファージの場合)は、2.5μl/3ml
- X-gal溶液 (2% 5-プロモ-4-クロロ-3-インドリル-β-D-ガラクシド)
X-gal |
40mg |
ジメチルホルムアルデヒド |
2ml |
※ -20℃に遮光保存。
※ 寒天培地に加える場合(プラスミドの場合)は、100μl/100ml(final 20μl/ml)
※ トップアガー・アガロースに加える場合(ファージの場合)は、25μl/3ml
- DNase free RNase(リボヌクレアーゼA溶液)
RNase A(Sigma R-4875) |
100mg |
1M Tris-HCl(pH 7.5) |
100μl |
5M NaCl |
30μl |
|
10ml |
※ よく混合し、110℃で15分間加熱して氷で急冷する。
※ 1mlに小分けしてエッペンチューブに分注し、-20℃で保存する。
- TAE
Tris |
48.4g |
Acetic acid |
14.4ml |
EDTA |
3.72g |
|
10 L |
- 10×Dye
ブロムフェノールブルー(BPB) |
42mg |
キシレンシアノール(XC) |
42mg |
グリセロール |
5g |
|
10ml |
以上が、一般的に用いる試薬類である。注意事項を守ってチェックしながら作成すること。他の人も使うので十分に注意する。
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